週末の雨。でも今日は、たいよう組のみんなの卒園を祝うかのように、たいようも顔を出してくれました。

3月19日、アイン弘明寺保育園第9回卒園式を執り行いました。

大きく成長した子どもたちが、大切な日の装いで登園してきます。

受付で挨拶をして、一人ひとり、それぞれの写真が入った式次第を受け取ります。

自分の、あるかな？ みつけた！

お家の方と分かれ、子どもたちは控室で待機し、友だちや保育者とおそろいのコサージュをつけてもらいます。

（チラッ）みんなまだかな〜？どんな格好で来るのかな？

続々とみんなが集合！ 友だちとお話したり保育者とじゃれてみたり…少し緊張もほぐれてきたかな？

全員揃ってそろそろ時間です。練習もしてきたし、大丈夫！ みんなの成長を見てもらう晴れ舞台の始まりです、最高に格好良く、可愛くいこう◎

厳かな雰囲気の中、お家の方が待つ式場へ順に入場します。

しっかりとお辞儀をしてから堂々と花道を歩いていく子どもたちの姿に、成長と卒園を実感します。

卒園証書の受け取りも、園長先生の目を見てお辞儀をしてから、両手でしっかりと受け取ります。

園を巣立っていく証を手に、思い描く”大きくなった自分のすがた”。「わたしは、おおきくなったら…」

美容師さん、水泳の先生、看護師さん、水泳選手、歯医者さん、ケーキ屋さん、ペットショップの店員さん、オリオン・星座博士、アイスクリーム屋さん・バスの運転士、BTSみたいになりたい、サッカー選手…みらいを生きていくみんなの可能性は無限大です！

そして、感謝のことばと一緒に、証書をお家の方に手渡します。

「いつもありがとう」「おいしいごはんを作ってくれてありがとう」「すてきな名前をつけてくれてありがとう」「いろいろなところに連れて行ってくれてありがとう」

お家の方がいろいろなことをしてくれて、そして見守ってくれて、みんなはここまで大きくなったんだね。

子どもたちが楽しみにしていた、思い出のスライドショーを見たり…

卒園のことばやうた『ありがとう こころをこめて』も大きな声でしっかりとやりきり、歌詞や思い出が重なって涙ぐむ子もいたり…

「♪どこまでも はるかなみちを あるいてゆける ゆうきと　かなしみを わかちあえる あたたかいこのこころ」

友だち同士、けんかもするけど思いやりの心を忘れない、たいよう組さんにぴったりの詞ですね。

式の後に頂く記念品もご紹介、それぞれの名前入りの鉛筆とおまんじゅうです。

保護者代表の方からも、お話を頂きました。

最後に卒園児のうたです。

「♪さよなら ぼくたちのほいくえん」子どもたちが毎日歌ってきた中で、気持ちがこもった歌になりました♪

すべての式次第を終え、子どもたちが式場を後にします。

きちんとお辞儀をして、一人ずつ退場していきます。大きく成長した姿を、お家の方に見てもらえたかな。

式のあとは、担任から記念品を受け取りました。

何が入っているんだっけ？ 「えんぴつとおまんじゅう！」しっかりお話も聞いていました◎ 鉛筆は、小学校で勉強するときにぜひ使ってくださいね。

そして、みんなで記念撮影をしたり、子どもたちとお家の方々からも保育者たちへのお花やプレゼントを用意してくださっていたり…穏やかに卒園式が幕を閉じていきます。

今年度も情勢を踏まえての取り組みもありましたが、保護者の皆さまにはご理解・ご協力を頂きありがとうございました。

こんなにたくさんの人たちに支えられて、無事卒園の日を迎えることができました。たいよう組の皆さん、ご卒園本当におめでとうございます！

4月にはそれぞれの小学校へ羽ばたいていく子どもたち。保育園に来るのも、この階段を通るのも、この仲間と一緒に過ごす時間もあと僅かです。

さいごの日まで更にたくさんの思い出を積み重ね、みんな元気に園生活を締めくくれますように。