モンテッソーリ活動「線上歩行」~アイン三枚町保育園 はな組(3,4,5歳児)~

2021.05.24

アイン三枚町保育園

こんにちは!

アイン三枚町保育園はな組(3,4,5、歳児)です。

 

今日は、毎週月曜日に行っているモンテッソーリ活動「線上歩行」と「静粛練習」の紹介です。「線上歩行」について、子どもたちから聞いてある程度ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、どういう狙いがあって行っているかを、子どもたちの様子も合わせながら改めてお伝えいたします。

*線上歩行とは?

つま先と踵をくっつけながらゆっくりと線の上を歩く事で、運動機能の獲得だけではなく、身体コントロールの力、意志力や自己忍耐力を養い、自律心を育てます。

*静粛練習とは?

姿勢を正し、周りの音を静かに聞く事で静けさに親しみを持ち、心を落ち着かせる活動です。おしゃべりを沢山したい時期の子どもたちが、敢えて静かにする活動をする事で、線上歩行同様に自律心を育てます。

 

 

先ず、はな1組と2組それぞれの部屋の床に貼られた白い太線の周りに椅子を並べ、心を落ち着けやすくするために室内を暗くします。

その次に「静粛練習」を行います。

実際に目を閉じて周りの音を聞いています。

どんな音がしたか聞くと「隣のお部屋の音が聞こえた」「先生たちが準備している音がした」と普段は気付かない音に気付いていました!

その次に保育者が手本を見せ、その後に子どもたちが取り組みます。

ちゅーりっぷグループです。

早足や踏み外しもありますが、一生懸命歩いています。

ゆりグループです。

早足で歩く事はなくなり、ゆっくりと着実に歩を進めています。

さくらグループです。

バランスを崩しても立て直し、線からはみ出る事もありません。

 

全員が歩き終わった後、最後にもう一度保育者の手本を見たり、静粛練習を行って心を落ち着かせてから終了します。

 

いかがだったでしょうか?名前だけでは分かりにくい「線上歩行」や「静粛練習」について、少しでもご理解いただけたら幸いです。

普段、お子さまと一緒に道を歩いている時も線の上や花壇の縁など歩きたがりませんか?子どもは秩序の敏感期の中にいます。やりたいと思っている時は、子どもたちと一緒にやってみるのも楽しいですよ。歩き方を知りたい方は、職員が見せる事も可能ですのでお気軽にお声がけ下さい。

 

↑