たのしかったおたのしみかい☆ 【5歳児 たいよう組】 アイン弘明寺保育園
2022.12.26
アイン弘明寺保育園
こんにちは!アイン弘明寺保育園5歳児たいよう組です!
今回は12月10日(土)に開催されたおたのしみ会の様子をお伝えします。
10月頃から取り組み始めたおたのしみ会の活動。子どもたちの「やってみたい!」をたくさん詰め込んだ内容となりました。当日まで全員が揃うことは少なかったですが、それぞれが自分の役割を理解し、みんなで協力して一つの会を作り上げようと頑張ってきました。前日までにたくさんの準備をしてきたので、子どもたちは「ほんばんはだいじょうぶだね!」と自信を持っているようでした。
さあ、おたのしみ会当日の様子はといいますと…
保護者の方と受付を済ませるまでは笑顔がたくさん見られていた子どもたち。

でも、控室に入ると少し表情が強張っている様子が見られました。


みんなが集まってくるたびにその表情は和らいでいきます。
鏡越しに笑顔を見せる子どもも!

「○○くんがきた!」「こっちだよ!」

衣装を着て、準備を始めます。


本番前に最後のサークルタイムです。
「今までたくさん準備をしてきたから大丈夫(^^)みんなが楽しい!って思っているところを見てもらおう!」
保育士がそう伝えると、

「そうだよね!」「みんなならできるよね!」と口々に話しをしていました。

整列の前に、円陣を組みました。
「がんばるぞ!」

「「「おー!!!」」」

それでは、たいよう組のおたのしみ会スタートです!
はじめのことば
「これから、たいようぐみのおたのしみかいをはじめます。おはなしは、にんぎょひめと、オズのまほうつかいです。よろしくおねがいします!」

劇〈にんぎょひめ〉
海の底に人魚の国のお城がありました。そこには人魚姫がお姉さまたちと一緒に住んでいました。

船の上で王子様の誕生会が行われています。
「ありがとう!すてきなたんじょうびになったよ!」

「おうじさまのたんじょうびなんだわ!」


王子様を好きになった人魚姫は、魔法使いに薬を貰い、人間になりました。

王子様は隣の国のお姫様と結婚することになりました。
「みんな、ありがとう!わたし、しあわせだわ!」

王子様が結婚してしまい、悲しむ人魚姫のもとに魔法使いが現れます。

「このナイフで、おうじさまをさすんだ。そうしたら、にんげんにもどれる!」
人魚姫は、ナイフと自分の身を海になげ、泡となって消えていきました。

おしまい!
ベル演奏〈ちいさなせかい〉



少し緊張していましたが、今までで一番上手に演奏することができました◎
劇〈オズのまほうつかい〉
カンザスに、ヘンリーおじさん・エムおばさん・ドロシー・トトが住んでいましたが、ある日、竜巻で家が飛ばされてしまいました。

「まあ、あなたでしたか!ひがしのわるいまじょをたおしてくれたのは!」
「わたし、カンザスへかえらなきゃ、でもどうやって…」
「わるいまじょのはいていたくつを、はいていきなさい。ねがいがかなうまで、けっしてぬいではいけません」

歩いていくと、かかしに出会いました。
「ぼくは、かしこいのうみそがほしいのです」

次にきこりに会いました。
「ぼくは、ひとをあいするこころをぬすまれてしまった…ぼくはこころをもらいに、いっしょにカンザスへいかせてください!」

最後にライオンを出会いました。
「ぼくはゆうきをもらいに!!」


とうとう、カンザスへたどり着いた4人は、家来からこう伝えられました。
「おうさまは、いそがしいのだ!つまらんようじできたのなら、かえってもらおう」
「つまらんようじじゃ、ありません!」
「では、このめがねをかけるのだ!きまりなのだ!」


王様にあった4人はそれぞれ
「にしのわるいまじょをやっつけてこい。そうすればのぞみをかなえてやる!」
と言われたので、やっつけにいくことにしました。


悪い魔女にかかし・きこり・ライオンが捕まってしまい、ドロシーは朝から晩まで働かされていました。
「やっぱりそうだ、あのくつがほしい!」

靴を取ろうとした魔女めがけて水をかけたドロシー。
「まじょが、きえたー!」
魔女をやっつけることができました。

オズの国に帰ったのですが、そこにいたのは王様ではなく、博士のおじいさんだけでした。
「わしにできることで、のぞみをかなえよう。かかしには、わたをぎっしり!」
「なんだか、ぴんぴんいいことがかんがえられそうだ」

「きこりには、むねのとびらにハートのおまもりを」
「なんだかトクトクときめいてきたみたいだ」

「ライオンには、こののみものを!」
「なんだかグッとゆうきがわいてきたみたいだ」

「ドロシー、きみのはいているくつは、ほんもののまほうのくつだ。かかとを3かいあわせて、ねがいごとをくちにしてごらん」
「みんな、ありがとう!」「カンザスへかえしてちょうだい!」

「まあ!ドロシー!トトも!」
「なんてこった!!」
「ただいま(^^)」

おしまい。
最後に配役を言ってから、『ビリーヴ』を歌います。






おわりのことば
「これで、たいようぐみのおたのしみかいをおわります。さいごまでみていてくれてありがとうございました!」

おたのしみ会終了後、自分たちの手作り衣装を保護者の方に見せる時間を設けました。


「頑張ったね!」



発表の様子を早速確認する子どもの姿もありました!


全てを終えて、一度控室に戻ります。
「あつかった!」


「たのしかった!」

気持ちを言葉にしながら控室に入っていく子どもたち。

普段は緊張すると、今までやってきたことでも不安に感じることが多かった子どもたちでしたが、今回のおたのしみ会は違いました。最初から最後まで自信をもって、楽しそうに、意欲的に発表する姿が見られました。終わった後の子どもたちの表情は達成感に満ち溢れ、「たのしかった!」「もういっかいやりたい!」という声がたくさん聞こえてくるくらいでした。おたのしみ会に至るまでの過程も含めて、子どもたちにとって良い経験となっていればと思います☆
ありがとうございました!!









