シンセサイザーのハローワーク~アイン三枚町保育園はな組(3・4・5歳児クラス)~

2025.12.17

アイン三枚町保育園

こんにちは!アイン三枚町保育園はなぐみです。

先週の12/10、はな組にてハローワークを行いました。

今回のテーマはズバリ「シンセサイザーのハローワーク」です。

アイン三枚町保育園では毎年、保護者の皆様にご協力を頂き様々な業種の「ハローワーク」を行なっています。今回はシンセサイザーの製作に携わっている保護者の方が、シンセサイザーの存在や面白さを知るきっかけになって欲しいと、はな組職員によるラブコールに快諾してくださり、実現する運びとなりました。

読者の皆様にも、もしかしたらあまり馴染みのない「シンセサイザー」という楽器。

もちろん子どもたちもほとんどが、その存在を知りませんでした。なのでまずは「シンセサイザーってなに?」というお話からしてくださいました。

シンセサイザーとは、広く言えば「電子楽器」つまりは「電気信号を音に変える」楽器と言うことをプロジェクターを使いながら分かりやすく説明してくれました。

子どもたちはなんといってもステージ上にある様々なシンセサイザーに興味津々。なんだかワクワクする電子機器に目が釘付けとなっていました。

序盤には音のクイズを出しました。

シンセサイザーの最初の「音の形」(さんかく、のこぎり、しかく)を3択クイズにしたり、実際にシンセサイザーで再現した「小鳥のさえずり」「風の音」などを流して子どもたちに何の音か答えてもらいました。

「鳥の音だ!」「風の音がする」などと子どもたちは耳を澄まして大盛り上がりでした。

子どもたちにシンセサイザーとは何かを知ってもらった後は、シンセサイザーの歴史(一番初めのシンセサイザーやその技術の変遷)やシンセサイザーの種類を画像や実際に楽器を見ながら学びました。

また「サンプリング」と呼ばれるその場で音を録音し、その音を変形して再生させる機能の紹介する場面では、実際に年長の子に前に出てきてもらいその場でサンプリングショー!

お友だちの声がサンプリングされて「音楽に変わる」と、子どもたちは「すごーい!」と拍手喝采。その場で踊りだす子もいましたよ。

そんなシンセサイザーの魅力に沢山触れた子どもたちに、こうした楽器を作る「お仕事」の中身を紹介します。

シンセサイザーのデザインをする人、どんな音にするか決める人、中身(基盤)を作る人、画面のプログラミングをする人などなど、一つのシンセサイザーを作るのに沢山の人や年月がかかっていることを教わりました。

質問コーナーでは「一つの楽器を作るのにどのくらいかかるの?」などと、子どもたちもとても興味を持ってくれているようでした。

そして最後には、実際にシンセサイザーに触れて音を出す体験をしました!

    

 

年長児は実際にステージ上にある大きなシンセサイザーを、年少、年中にはミニサイズのシンセサイザーを触れて音を出してみました。

「面白い音がする!」「僕も触ってみたい!」とシンセサイザーの音が鳴り響く、大盛り上がりのはな組となりました。

皆、興味の赴くままにつまみをいじって音を出す姿は、かっこいいミュージシャンのようでしたよ。

そして最後の締めくくりには

自分の楽しいこと、好きなことを見つけて夢中に取り組むことの面白さ

楽器や自分の身体を自由に使って音を出すことの楽しさ

を子どもたちに伝えてくれました。

終わった後もシンセサイザーのお話でもちきりだった子どもたち。すっかりシンセサイザー博士になったお子様に是非、お話たくさん聞いてみてくださいね。

最後に、子どもたちの為に快くハローワークを実施してくださったお父さんにこの場を借りて感謝したいと思います。本当にありがとうございました!

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